シニア層や富裕層の「コト消費」がレベルアップ

写真:©Adobe Stock
株高や賃上げを背景に、日本の富裕層やシニア層の消費のレベルが上がっている。特に高額なサービス、コト消費が好調で、ホテルのスイートルームや高級輸入車のシェアリングサービスが伸びている。

富裕層壱バウンドの増加により、日本でのレンタカーサービスでは高級車の需要が増えている。さらに、カーシェアリングのサービスでは高級輸入車の需要が高まっている。三井不動産リアルティが運営しているカーシェアリングサービスでは、メルセデス・ベンツのCクラスを都内で20台配備している。この車種のレンタル代は他の乗用車に比べ時間料金が2倍弱高いにもかかわらず、重要は増えている。

 

ホテルでは、客室の平均単価が前年同月よりもアップしており好調の一言だ。ゴルフの名門コースでは会員権の需要が伸びており、業績が改善した法人だけでなく個人の富裕層の会員数も回復している。

レジャーなどコト消費にお金を振り向ける流れが続き、ブロックチェーン技術が進めば進むほど、富裕層間のダイレクトな物々交換などのビジネスも登場してくるだろう。

関連記事

  1. ベット数1/3の大幅なダウンサイジングで急性期病院へと転換

  2. 富裕層にぜひオススメしたい歯髄細胞バンクをメディカルツーリズムで

  3. 豪・米・英旅行者数の推移からますます重要性が増してくる欧米豪富裕層インバウンド戦略

  4. 富裕層クルーズ需要旺盛続く

  5. ロンドンの中心で、36室だけのスモールラグジュアリーを – The Wellesley

  6. Lux ‘Mini’ MICE will be a new trend.

Translate »