写真:©TOYOTA / LY650
今春行われたボートショーで、トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」で初となるボートの商品が発表されたが、その概要が少しずつ見えてきた。商品名は「LY650」となる見通しで、2019年後半に世界公開する予定だという。従来、トヨタといえば「ポーナム」のブランドでやっていたが、富裕層からの声を受けてトヨタのボート開発の技術とレクサスのデザイン力を融合させて開発している。
LY650は曲線的なデザインや高級感のある内装が特徴だ。
全長が約20メートル、全幅は約5.7メートルとなる見通し。客室数は3部屋で最大で15人が乗れるという。19年秋以降の米国販売を皮切りに、20年春には日本でも販売を始める予定だ。価格は未定だが、富裕層を対象にした価格帯となり数億円になるとみられている。公開された写真は、ポーナムのフォルムに似ているようにも思えるが、高級感のある塗装はさすがレクサスと唸ってしまう。
参照:日本経済新聞
トヨタは2017年1月にLY650のコンセプトヨットを発表し、18年3月には発売時期を明らかにしていた。トヨタは1997年からボートを開発・生産し、国内で900隻近くを販売してきた。既にファンの多いトヨタのノウハウに、レクサスのデザイン力という不可価値がつく。今後も、概要が分かり次第、追って報告していく。
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