北海道・東北の国際会議観光都市:札幌、旭川、釧路、仙台、青森、盛岡、山形、鶴岡の魅力

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日本の北海道と東北地方には、国際会議の開催地として多くの魅力を持つ都市がいくつか存在します。この記事では、札幌、旭川、釧路、仙台、青森、盛岡、山形、鶴岡の8都市を取り上げ、それぞれの特徴や利点について紹介します。

札幌:大自然と都市機能が融合するコンパクトシティ
札幌は、雄大な自然と高度な都市機能が調和するコンパクトシティです。以下は札幌の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 札幌コンベンションセンター
○ 総面積:2,607㎡
○ 最大収容人数:2,500人
○ アクセス:地下鉄東札幌駅から徒歩8分
2. 札幌ドーム
○ 総面積:53,820㎡
○ 固定客席:41,566人
○ アクセス:地下鉄東豊線福住駅から徒歩10分
ユニークベニュー
● 大倉山ジャンプ競技場:札幌市街を一望できるジャンプ台頂上までリフトで上がり、オリンピックミュージアムやフレンチレストラン「ヌーベルプース大倉山」を併設。
● 豊平館:明治、大正、昭和の天皇家が訪れた由緒ある建物で、大広間でのパーティーが可能。
アクセス
● 新千歳空港から札幌駅まで:電車で37分、リムジンバスで約1時間
● 国際線も充実しており、ソウル、北京、上海、バンコク、ヘルシンキ、シドニー、台北、香港などからの直行便が利用可能。

旭川:自然と文化が融合する都市
旭川は北海道の中央に位置し、豊かな自然と文化が融合する都市です。以下は旭川の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 旭川市大雪クリスタルホール
○ 総面積:597㎡
○ 最大収容人数:1,546人
○ アクセス:旭川駅から徒歩15分
2. 道北アークス大雪アリーナ
○ 総面積:9,133㎡
○ 最大収容人数:8,000人
○ アクセス:旭川駅から徒歩15分
ユニークベニュー
● 旭川デザインセンター:家具やクラフトの展示、体験イベントを開催。
● あさひかわ北彩都ガーデン:忠別川の流れる自然豊かな場所で、北海道の自然を実感できる。
アクセス
● 旭川空港から旭川駅まで:バスで約40分
● 新千歳空港から旭川駅まで:電車で約2時間

釧路:豊かな自然と文化が魅力の都市
釧路は北海道東部に位置し、豊かな自然と文化が魅力の都市です。以下は釧路の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 釧路市観光国際交流センター
○ 総面積:6,153㎡
○ 最大収容人数:1,773人
○ アクセス:釧路駅から徒歩10分
2. 釧路市生涯学習センター
○ 総面積:11,451㎡
○ 最大収容人数:1,562人
○ アクセス:JR釧路駅から車で5分
ユニークベニュー
● 釧路観光クルーズ船「SEA CRANE」:釧路の夕日や港の夜景を船上から楽しむクルーズ。
● アイヌ古式舞踊:阿寒摩周国立公園でのアイヌ文化体験。
アクセス
● 釧路空港から釧路市街地まで:バスで約55分
● JR札幌駅からJR釧路駅まで:電車で約4時間

仙台:自然と学術の融合する都市
仙台は東北地方の中心都市で、豊かな自然と学術研究の気風が調和する街です。以下は仙台の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 仙台国際センター
○ 総面積:7,490㎡
○ 最大収容人数:6,990人
○ アクセス:地下鉄東西線国際センター駅から徒歩1分
2. 夢メッセみやぎ
○ 総面積:11,107㎡
○ 最大収容人数:7,500人
○ アクセス:JR中野栄駅からタクシーで5分
ユニークベニュー
● 青葉の風テラス:全天候型のカフェ付きイベントスペース。
● 旧伊達伯爵邸 鍾景閣:仙台市の有形文化財であり、年中サムライ甲冑の試着も可能。
アクセス
● 仙台空港からJR仙台駅まで:電車で17分
● JR東京駅からJR仙台駅まで:電車で約1時間30分

青森:自然と文化が交錯する都市
青森市は豊かな自然と文化が交錯する都市です。以下は青森の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. リンクステーションホール青森
○ 総面積:3,385㎡
○ 最大収容人数:2,031人
○ アクセス:青森駅からタクシーで10分
2. 青森産業展示会館
○ 総面積:2,737㎡
○ 最大収容人数:2,044人
○ アクセス:青森駅からバスで40分
ユニークベニュー
● ねぶたの家 ワ・ラッセ:ねぶた祭に関連する展示や体験が楽しめる。
● 青森県観光物産館 アスパム:360度の展望が楽しめる展望台や大間まぐろの寿司付きプランがオススメ。
アクセス
● 青森空港から青森駅まで:バスで約35分
● JR東京駅から新青森駅まで:電車で約3時間、新青森駅から青森駅まで:電車で5分

盛岡:歴史と自然が調和する都市
盛岡市は豊かな自然と歴史が調和する都市です。以下は盛岡の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 盛岡タカヤアリーナ
○ 総面積:3,773㎡
○ 最大収容人数:3,173人
○ アクセス:JR盛岡駅から車で5分
2. 岩手県民会館
○ 総面積:4,511㎡
○ 最大収容人数:2,941人
○ アクセス:JR盛岡駅から車で10分
ユニークベニュー
● 小岩井農場:国指定重要文化財を見学できる農場内のレストラン。
● 岩手県公会堂:昭和2年の開館後、様々な用途に利用されてきた歴史的建造物。
アクセス
● いわて花巻空港から盛岡駅まで:リムジンバスで約45分
● JR東京駅からJR盛岡駅まで:電車で約2時間10分
山形:文化と自然が魅力の都市
山形市は、文化と自然が融合する魅力的な都市です。以下は山形の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 山形テルサ
○ 総面積:3,772㎡
○ 最大収容人数:1,001人
○ アクセス:JR山形駅から徒歩10分
2. 山形国際交流プラザ
○ 総面積:1,396㎡
○ 最大収容人数:500人
○ アクセス:JR山形駅から車で5分
ユニークベニュー
● 立石寺(山寺):自然と文化が融合した立石寺での特別体験。
● 蔵王温泉:日本を代表する温泉地で、リラックスした雰囲気での会議やイベントが可能。
アクセス
● 山形空港から山形駅まで:バスで約30分
● JR東京駅からJR山形駅まで:電車で約2時間30分

鶴岡:豊かな自然と伝統が息づく都市
鶴岡市は、豊かな自然と伝統文化が息づく都市です。以下は鶴岡の主な特徴です。
主要コンベンション施設
1. 鶴岡メモリアルホール
○ 総面積:1,800㎡
○ 最大収容人数:1,200人
○ アクセス:JR鶴岡駅から車で10分
2. 荘銀タクト鶴岡
○ 総面積:2,000㎡
○ 最大収容人数:1,500人
○ アクセス:JR鶴岡駅から車で10分
ユニークベニュー
● 羽黒山五重塔:国宝の五重塔があり、特別な体験が可能。
● 加茂水族館:クラゲドリーム館として有名で、特別なイベントやレセプションが可能。
アクセス
● 庄内空港から鶴岡駅まで:バスで約30分
● JR東京駅からJR鶴岡駅まで:電車で約4時間

北海道と東北地方の各都市は、それぞれ独自の魅力と高度なインフラを兼ね備えた国際会議の開催地として最適です。豊かな自然、文化、先進的なコンベンション施設を活用し、成功する国際会議を実現するために、これらの都市をぜひ検討してみてください。

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