ヒコーキを満喫する旅へ
「ヒコーキ写真撮影ツアー セントマーティン・シアトル・ロサンゼルス 8日間」は、ヒコーキ好きによる、ヒコーキ好きのための、ヒコーキの旅だ。
ANAの787が製造されるボーイング工場の見学に始まり、カリブ海に浮かぶセントマーティン島で頭上すれすれに飛ぶヒコーキの迫力を体感。
ロサンゼルスでは世界屈指の国際空港(LAX)を探訪。
ツアーに同行するのは、航空写真の第一人者ルーク・オザワ氏。
風景とヒコーキをシンクロさせた絵作りには定評があり、知る人ぞ知るカリスマ的存在だ。
そのルーク氏に、航空機や航空写真の魅力について伺った。
ヒコーキを満喫する旅へ
ルーク氏:
最新鋭機787に乗って、セントマーティンとロサンゼルスで思う存分ヒコーキを撮影する。
航空機ファンにはたまらないツアーですよね。
航空写真の第一人者であるルーク氏から撮影指南を受けられる今回のツアーは、航空機ファンにはまさに夢のような企画だ。
ルーク氏:
ヒコーキは時空の旅に連れて行ってくれる乗り物ですね。
機内からの美しい夕景や日の出を見ると、地球の営みを感じられます。
「それに、大空を舞うときのフォルムが美しいですね」と、ヒコーキそのものの魅力も語ってくれた。
ルーク氏:
特にANAのトリトンブルーのラインは青空にマッチしますよね。
中でも787は、機体の曲線美がカッコイイので、今最も力を入れている被写体です。
ストイックに「一瞬」を求める
航空写真のプロであるルーク氏が撮影の際に心がけているのが、ヒコーキの動きを読み、自然の光、雲の動きの予測を怠らないことと、常に神経を研ぎ澄まして、撮影に集中することだという。
特に、ANAのフライトカレンダーの撮影では、季節感を出すことにこだわっていて、一切妥協せず、それが撮れるまで何度も撮影ポイントに通うそうだ。
この、撮影に対するストイックさが、神がかり的な一枚を生み出しているに違いない。
ルーク氏:
どんな写真を撮りたいのか自問自答して、画角を決めたときに4隅を確認するといいですね。
そこに不用なものがあれば引き算をする。
これだけでも写真の出来がよくなります。
とうれしいアドバイスもいただいた。
2種類のオススメレンズ
ルーク氏:
セントマーティン島で撮った写真は、知らない人が見ると合成に見えるくらい、近くてダイナミックな離着陸が魅力ですね。
ルーク氏が話してくれたように、セントマーティン島はまさにいきなり空港、いきなりビーチといった印象だ。
ルーク氏:
ロスはトラフィックの多さ。
4本の滑走路が常に離着陸をしていて、見たことがない航空会社のヒコーキも多いから、どこのヒコーキなのか予想する楽しさもありますね。
写真はイメージです。
そんな、両方の魅力を知り尽くしたルーク氏がオススメしてくれたのが、広角系と望遠系のズームレンズ。
ルーク氏:
広角系があると、ビーチや海の上を飛ぶ迫力のあるヒコーキが撮影できます。
私の場合はフルサイズに16-35ミリのレンズですね。
望遠系は、大きさの異なるヒコーキを最適なサイズで撮影するのに役立ちます。
ツアーに参加される際に、自分のカメラに合ったレンズを用意しておくとよいという。
最後に、ルーク氏から一言コメントをいただいた。
ルーク氏:
ぜひこの機会に僕と一緒に楽しい撮影の旅に行きましょう!
エンタテインメント好きにはエアーショーがオススメ
エンタテインメント好きなら「ラスベガスネリス空軍基地エアーショーと絶景リゾートに泊まる 8日間」もオススメ。
エアーショーも自然も、アメリカはスケールが段違いだ。
今回2年ぶりの開催となるネリス空軍基地のエアーショーは、世界中から航空機ファンが訪れるアメリカでも屈指の航空イベントだ。
最大の見どころは、何といってもアメリカ空軍が誇る精鋭航空機による大迫力のデモンストレーション飛行。
世界最強との呼び声が高いアクロバット飛行チーム「サンダーバード」が自在に大空を飛翔する様は、まさに「怪鳥」と呼ぶにふさわしい。
圧巻のエアーショーを堪能した後は、グランドサークルにある絶景リゾート「アマンリゾート・アマンギリ」で、大自然が創り出した神秘的な世界とご対面。
左/ザイオン国立公園、中央/アンテロープキャニオン、右/ブライスキャニオン国立公園
下から見上げる壮大な峡谷が特徴的な「ザイオン国立公園」、アリゾナで最も幻想的な溪谷のひとつ「アンテロープキャニオン」、隆起したピンク色の地層が広がる「ブライスキャニオン国立公園」。
その圧倒的なスケールの大きさに、誰もが驚くに違いない。
見る者の度肝を抜くショーと自然を満喫できるのは、このツアー最大の魅力である。
- ヒコーキ写真撮影ツアー セントマーティン・シアトル・ロサンゼルス 8日間
- ラスベガスネリス空軍基地エアーショーと絶景リゾートに泊まる 8日間
航空写真家 ルーク・オザワ
1959年、東京生まれ。
1973年に初めて乗ったANAボーイング727型機に感動して以来、カメラを片手に羽田空港通いを始める。
1991年に脱サラし写真家に転身。ヒコーキと風景をシンクロさせた独特の絵は定評があり、時に神がかり的な絵作りは見る者に感動を与えている。
航空写真のジャンルではカリスマ的存在。
写真家として活動する傍ら、セミナー、トークショー、ラジオ、テレビ出演など幅広く活躍中。
ANAとは1992年から撮影をはじめ、今年(2014年)で22年、フライトカレンダーは17年になる。1959年、東京生まれ。
1973年に初めて乗ったANAボーイング727型機に感動して以来、カメラを片手に羽田空港通いを始める。
1991年に脱サラし写真家に転身。ヒコーキと風景をシンクロさせた独特の絵は定評があり、時に神がかり的な絵作りは見る者に感動を与えている。
航空写真のジャンルではカリスマ的存在。
写真家として活動する傍ら、セミナー、トークショー、ラジオ、テレビ出演など幅広く活躍中。
ANAとは1992年から撮影をはじめ、今年(2014年)で22年、フライトカレンダーは17年になる。
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