仙台の建設会社深松組が宮古島で富裕層向けリゾート開発に着手

写真:©ヴィラブリゾート

建設業を営む深松組(仙台市)が宮古島市伊良部でヴィラタイプの宿泊施設「ヴィラブリゾート」を購入し、2019年6月の完成を目指す。

伊良部島近隣では2019年に下地島空港の旅客ターミナルが開業予定で観光客数の増加が期待される。客室単価5万円台というヴィラと、手頃な価格帯のホテルの二つを展開して多様なニーズに対応する。ホテルの隣接地には賃貸マンション32戸も建設する予定だ。

また、宮古島を拠点としたベイクルーズを展開するクルーズ船「モンブラン」も購入した。運航会社となる「はやて」はたびのレシピが完全子会社化し、従業員を継続雇用して事業を続ける。

宮古島では建設業の活況で人手不足が続く。深松組は復興需要が落ち着いてきた東北から人材を送り込み、取り組みを加速させる考えだ。

深松社長は「宮古島の景気の良さに驚き、進出を決めた。下地島空港はプライベートジェットも入ってくる見込みで、世界の富裕層を呼び込み、宮古島の魅力を発信したい」と語った。

戸建ての宿泊施設が全6棟、宿泊者のみが利用できるプライベートビーチも備えています。国内外の旅行客をターゲットにし、ヴィラブリゾートをきっかけに東北への誘客にもつなげたいと考えています。

■物件名 ヴィラブリゾート Villabu Resort
■所在地 〒906-0503 沖縄県宮古島市伊良部字伊良部817
TEL:0980-78-6777/FAX:0980-78-6778

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