レオナルド・ダ・ヴィンチ/ミケランジェロ 2人の天才に迫る。

「最後の晩餐」を貸し切るという贅沢

世界的な名画を目の前にしたときの圧倒的な存在感や迫力、それは実際に名画の前に立たなければ味わうことができない。

世界遺産を巡るツアーを紹介する「Club World Heritage」。
第1回はイタリアが誇る芸術と世界遺産がテーマ。


【世界遺産】フィレンツェの街並み

ANAワンダーアースでは、至高の芸術とイタリアの世界遺産を堪能できる3つのツアーが用意されている。

  • 万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの足跡を辿るフィレンツェ・ミラノ 9日間
  • ルネサンス芸術と古都を巡るイタリア 11日間
  • 世界の至宝 イタリアが誇る芸術徹底探訪ナポリ・ローマ 10日間

中でも、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」を貸し切り鑑賞できる「万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの足跡を辿るフィレンツェ・ミラノ 9日間」と「ルネサンス芸術と古都を巡るイタリア 11日間」は特にオススメだ。


【世界遺産】サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

世界遺産のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂に描かれた「最後の晩餐」は、他の画家のものと比べて非常に奥行きのある絵として描かれている。
ある位置から見ると、絵の天井の線と実際の教会の天井の線がつながって、あたかも壁の奥に絵の空間が広がっているように見えると言われている。

そのため、壁画でありながら現実の世界として目の前に広がるような臨場感があるのかもしれない。

レオナルド・ダ・ヴィンチが残した謎に迫る!


レオナルド・ダ・ヴィンチ

日本でもダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』が話題になった。
小説の中で出てきたように、「最後の晩餐」をはじめ、ダ・ヴィンチの絵画には様々な謎があると言われている。

例えば、「最後の晩餐」でイエス・キリストの左にいるのは誰か。

一般的にはヨハネだと考えられているが、『ダ・ヴィンチ・コード』ではマグダラのマリアであると言及している。
専門家たちはそろってこの意見に反対しているそうだが、このヨハネの頭部と「岩窟の聖母」のマリアの頭部を重ねると一致するのだという。

他にも、ダ・ヴィンチゆかりの地を巡りながら、「モナ・リザ」の謎にも迫る。


左/リザ・デル・ジョコンダ、右/イザベル・デステ

今なお解明されていない「モナ・リザ」のモデル。
有力な説とされているのは当時の豪商フランチェスコ・デル・ジョコンダの妻リザ・デル・ジョコンダと、侯爵夫人のイザベル・デステ。
「万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの足跡を辿るフィレンツェ・ミラノ 9日間」では、この2人の人物のゆかりの地を訪れて、その謎に迫るユニークなプログラムが組まれている。

ダ・ヴィンチ好きならぜひとも参加しておきたいところだ。


受胎告知


左/マギの礼拝、右/音楽家の肖像

この他、ウフィッツィ美術館で「受胎告知」や「マギの礼拝」を鑑賞したり、アンブロジーナ絵画館で「音楽家の肖像」を鑑賞したりと、まさにダ・ヴィンチ尽くしのツアーだ。

「最後の審判」の不可思議な点


ミケランジェロ

ルネサンス3大巨匠のひとり、ミケランジェロ。


左/システィーナ礼拝堂、右/最後の審判

世界遺産のヴァチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂の天井に彼が描いたのが、有名な「最後の審判」だ。
中央上部にイエス・キリストが描かれ、右側が天国に昇る善人、左側が地獄に落ちる悪人を意味している。

この傑作にも、ダ・ヴィンチの絵画のような不可思議な点があると言われている。
通常天使にあるはずの翼が描かれておらず、人間はみな筋肉隆々としている。
特にイエス・キリストは長髪にひげ、痩せ型という今までに数多く描かれてきた姿とは全く異なり、まるで英雄のように描かれている。

なぜミケランジェロはこのような絵にしたのか。

数々の謎に迫りながら、2人の天才の作品と人物を深く掘り下げる

知れば知るほど本当に奥が深いレオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの作品。

そんなミステリアスな空気が多くの人々を惹きつけるのか、ANAワンダーアースマガジン編集長とも親交が深い、タビタ・モットー氏、サブリナ・サンティ氏がファウンダーを務めるItaly & Golf社でも、「最後の晩餐」のプライベートツアーを行っている。

「最後の晩餐」「モナ・リザ」「最後の審判」以外の作品にも、これらの作品のような謎が隠されているかもしれない。
事前にいろいろと彼らの作品の謎について調べて実際の絵画を鑑賞したり、ツアーを通して他の作品の謎に迫ってみたりするのも、このツアーを楽しむコツのひとつと言えそうだ。

  • 万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの足跡を辿るフィレンツェ・ミラノ 9日間
  • ルネサンス芸術と古都を巡るイタリア 11日間
  • 世界の至宝 イタリアが誇る芸術徹底探訪ナポリ・ローマ 10日間

 


イタリア国内のゴルフディスティネーションの紹介のほか、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の「最後の晩餐」プライベートツアー、レアなイタリア料理やイタリアワインを味わえるレストランの紹介など、カスタムメイドの旅行アレンジが得意。最近ではバイキング、ウォーキングなども手掛ける。
Italy & Golf 公式Webサイト

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