「今回の受賞にあたり、タイ国をお選びいただきありがとうございます。富裕層に向けたプロモーション活動により、認知していただけた結果だと思います。タイ国は長い間観光立国としてレジャーマーケットには周知されておりますが、ラグジュアリーな旅の目的は、バカンス、ビジネス、インセンティブツアーなど多岐に渡ります。タイネス(タイらしさ)の魅力を皆様自身、ご家族、お仲間とより体験いただくために情報提供やプロモーション活動を継続していきます。
タイ国政府観光庁は数年前から量から質への転換を推し進め、世界に向けてプリファード・デスティネーションとしてアピールし続けています。富裕層向け動画制作やILTMへの参加、旅行会社を対象にした視察ツアー、ラグジュアリーにテーマを絞りタイのホテルなどを招いた商談会開催など、総合的なプロモーション活動が功を奏し始めています」
(タイ国政府観光庁東京事務所長 パッタラアノン・ナチェンマイ氏、HighNetWorth Destination of the year 2017 Gold賞受賞インタビューにて)
一方で、「富裕層への直接のコンタクトが無く、ダイレクトコミュニケーションという点ではまだまだです」とナチェンマイ氏は気を緩めない。
ガガンをはじめとするガストロノミーや、ソネバをはじめとするリゾート、もちろんメディカル、スパ、ショッピング、そしてビジネスと富裕層を取り込む要素はたくさんある。様々な魅力を兼ね備えたタイは、今後も要注目のデスティネーションの1つとして君臨し続けるだろう。