HighNetWorth Destination of the year 2017、タイ国政府観光庁が大賞獲得

2017年を通じて日本の富裕層に最も評価された世界の観光地を決めるアワード、HighNetWorth Destination of the year 2017 の大賞にタイ国政府観光庁が選出された。当アワードは2018年においても実施予定で、すでにレジストレーション期間に入っている。大賞の決め手となったのは本誌読者300名以上からの支持のほか、1年を通じて継続的に日本の富裕層に向けた取り組み強化が可視化できたことが大きい。

「タイ国をお選びいただきありがとうございます。富裕層に向けたプロモーション活動により、認知していただけた結果だと思います。タイ国は長い間観光立国としてレジャーマーケットには周知されておりますが、ラグジュアリーな旅の目的は、バカンス、ビジネス、インセンティブツアーなど多岐に渡ります。タイネス(タイらしさ)の魅力を皆様自身、ご家族、お仲間とより体験いただくために情報提供やプロモーション活動を継続していきます」(タイ国政府観光庁東京事務所長 パッタラアノン・ナチェンマイ氏)。

タイ国政府観光庁は数年前から量から質への転換を推し進め、世界に向けてプリファード・デスティネーションとしてアピールし続けている。富裕層向け動画制作やILTMへの参加、旅行会社を対象にした視察ツアー、ラグジュアリーにテーマを絞りタイのホテルなどを招いた商談会開催など、総合的なプロモーション活動が功を奏し始めているようだ。

一方で、「富裕層への直接のコンタクトが無く、ダイレクトコミュニケーションという点ではまだまだです」とナチェンマイ氏は気を緩めない。ガガンをはじめとするガストロノミーや、ソネバをはじめとするリゾート、もちろんメディカル、スパ、ショッピング、そしてビジネス。

様々な魅力を兼ね備えたタイは、今後も要注目のデスティネーションだ。

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