民泊の米ホームアウェイ、福岡近郊で別荘シェア

楽天ライフルステイと古民家の民泊転用で連携する米国のエクスペディアグループ、ホームアウェイの日本法人は、福岡県近郊でも富裕層の別荘などを活用した高級民泊ビジネスの普及に乗り出した。ホームアウェイは、シンガポールに本拠を置くtravelmobが2012年に設立したサービスで、2013年7月にホームアウェイ買収された形だ。

ビルの空き部屋を利用するような格安の民泊と比べ、ホームアウェイが扱いたい物件は比較的資産価値が高い。洗濯機や冷蔵庫、テレビやエアコン、調理器具や食器など、生活に必要な基本的な設備があるコンドミニアムのように利用することができるため、旅行者だけでなく、都市部の住人がゆったりと休日を過ごす需要などを掘り起こしていく。福岡近郊は自然や温泉、昔ながらの古民家など観光資源が豊富なうえ、交通アクセスもいいため需要は多いともくろんでいる。

空き家を含めた既存の住宅をいかに資産として活用するかは日本全体の課題にもなっている。築年数がたった物件が収益を生み出す方法が確立されれば中古住宅市場の活性化につながる可能性もある。

参照:日本経済新聞 / 2018年6月5日 記事

ルート・アンド・パートナーズでは地方創生や日本版DMOをはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 甲信越で初認証 相澤病院 (長野県松本市)

  2. JTB 日本最大級のクルーズプラザを有楽町にオープン

  3. ミーアキャット

    南アフリカ観光局

  4. シニア層や富裕層の「コト消費」がレベルアップ

  5. 訪日富裕層旅行客はクルーズで呼ぶ茨城県の試み

  6. 国際会議の開催支援に向けた地域別ガイド(九州)

Translate »