2014年秋に新規就航する豪華小型船「アクア・メコン」
ラグジュアリー・スモールシップ・クルーズのパイオニアとして知られる、アクア・エクスペディションズ社CEOフランチェスコ氏。
2008年に5つ星ブティックホテルを思わせる小型船「アクア・アマゾン」を、2011年には全室スイートルームの小型船「アリア・アマゾン」を誕生させた。
そして、2014年秋には新たな豪華小型船「アクア・メコン」が初就航となる。
こちらもアクア・アマゾンと同様5つ星ブティックホテルを思わせる空間に仕上がっている。
メコン川のリバークルーズは、カンボジアの首都プノンペンから乗船。
メコン川から枝分かれしたトレンサップ川を進み、東南アジア最大の湖「トレンサップ湖」へと向かう。
左/トレンサップ川、右/水上の家
ここでは、学校もお店も家屋も、全てが湖の上。
水上生活をしている人々の村や伝統のクメール陶芸工房などを訪れ、地元の人々とのふれあいを楽しむことができる。
左/アクア・メコン客室、右/アクア・メコン客室外観
なんと言っても、リバークルーズ船とは思えないラグジュアリーな空間が魅力だ。
20室ある客室は全てスイートルーム。
ANAワンダーアースのツアー「東南アジア最大の河川メコン川クルーズとハロン湾クルーズ 8日間」では、全てバルコニー付きの部屋が用意されている。
船内から眺める、大自然と人々が共存するカンボジアの大パノラマは一見の価値ありだ。
アクア・メコンのダイニングルーム
また、船内にはダイニングルームをはじめ、図書室、映写室、プール、ラウンジバー兼展望デッキが設けらている。
さらにフランチェスコ氏に「アクア・メコン」のについて伺った。
フランチェスコ氏:
アクア・メコンにはお客様専用のガイドが付き、その方に合ったサポートを行います。
船内で振る舞われるのは、アジアNo.1のシェフ、デイビッド・トンプソン氏による、メコン川の文化を取り入れた世界トップクラスの料理です。
インテリアも極上かつ東南アジアの文化を取り入れたモダンなデザインを採用しています。
極上の空間を堪能しつつ、通常の旅では体験できない歴史や文化とのふれあいを与えれくれるはずです。
メコン川を探検したい、冒険好きで目の肥えた方に特にオススメ!
では、そんな素晴らしい船で行くメコン川クルーズの魅力とは。
フランチェスコ氏:
アクア・メコンのクルーズは、冒険好きで目の肥えたお客様に特にオススメです。
きっと、今までにない豪華さと東南アジアならではの新たな知見を与えてくれるはずです。
たとえば、南ベトナムのメコンデルタや、カンボジアの古代遺跡などはとても魅力的です。
また、アクア・メコンの快適な空間で、日光浴をしたり、読書をしたり、日々変化するメコン川の景色を楽しむのも、他では味わえない醍醐味でしょう。
フランチェスコ氏が語るように、メコン川クルーズは他ではできない様々な体験をさせてくれる。
メコン川の自然風景や、そこで暮らす人々の生活を眺める以外にも、様々なの自然、歴史、文化が体感できる。
バイヨン寺院遺跡では、専門家による修復現場を見学。
プノンバケンの丘では、広大な大地に沈む夕日と、翌朝アンコール・ワットを照らす朝日の幻想的な景色を見ることができる。
東南アジアの世界遺産を満喫
「東南アジア最大の河川メコン川クルーズとハロン湾クルーズ 8日間」では、アクア・メコンによるメコン川クルーズ以外にも、見どころが満載。
特に東南アジアの世界遺産をいくつも目にできるのは、このツアーならではの魅力のひとつだ。
アンコール遺跡のひとつ「アンコール・トム」は、四方に刻まれた「クメールの微笑」と呼ばれる観世音菩薩が特徴的だ。
中央にはバイヨン寺院がある。
ちなみにトムとはクメール語で「大きい」という意味だ。
ガジュマルのような大木にのしかかられても持ちこたえているタ・プローム遺跡。
12世紀後半に建立された寺院で、もともと仏教寺院だったものをヒンドゥー教寺院に改修されたものと考えられている。
また、ジャングルの驚異を体感するのにうってつけの遺跡でもある。
カンボジアが世界に誇るアンコール・ワットは、600年もの繁栄を保ったアンコール王朝が、神の世を地上に出現させるために造営したものだ。
ワットとはクメール語で「寺院」という意味。
歴史遺産の観点においてだけでなく、芸術的観点においても重要な寺院である。
アンコール・ワットはクメール建築の傑作と言われる建造物で、カンボジアの国旗に描かれていることからも、カンボジアの人々が特別な思いを抱いていることがうかがい知れる。
- 東南アジア最大の河川メコン川クルーズとハロン湾クルーズ 8日間
アクア・エクスペディションズ社CEO フランチェスコ・ガリ・ズガロ
ボストン・カレッジでコミュニケーションの学位を、ローマのノートルダム・インターナショナルで国際バカロレアを取得。
2006年にロンサム・ジョージ&カンパニーの共同設立者となる。この会社の売上の10%は世界の絶滅危惧種に関連する子供達の教育のために寄付されている。
国際的な旅行業界の経験と知識が豊富で、ペルー発のラグジュアリー・リバークルーズ「アクア・エクスペディションズ」を設立。ラグジュアリー・スモールシップ・クルーズのパイオニアとして広く知られ、2008年に5つ星ブティックホテルを思わせる小型船「アクア・アマゾン」を、2011年には全室スイートルームの小型船「アリア・アマゾン」を誕生させた。
現在、新型小型船「アクア・メコン」を造船中で、2014年秋にはカンボジアからベトナムまでのメコン川クルーズを開始する。
アクア・エクスペディションズ社公式Webサイト