〈凱旋門賞2014〉 気品高きロンシャンで、世界最高峰の走りに昂揚する

馬好きを魅了して止まない凱旋門賞

世界で最も美しいと言われるロンシャン競馬場。
パリ・ブローニュの森にあるこの競馬場で、毎年10月に行われるのが国際的にも有名な「凱旋門賞」だ。
2014年は10月5日の開催。
芝のコースで距離は2,400メートル。中長距離路線にカテゴリーされるコースだ。

凱旋門賞は、ヨーロッパ各国のG1レースを制した駿馬が一堂に会し、ヨーロッパチャンピオンを決める特別なレース。
1920年に始まった歴史のあるレースで、日本の競走馬もこれまでに14頭が遠征している。

昨年はオルフェーブルとキズナが出走し、オルフェーブルが惜しくも2位、キズナが4位という結果に終わった。

 

JRAによると、もし出走すれば日本初の3歳牝馬の挑戦となるハープスターをはじめ、ジャスタウェイ、ゴールドシップ、デニムアンドルビー、プレイアンドリアル、レッドリヴェールの6頭が登録馬となっているそうだ(2014年5月15日現在)。

ちなみに、凱旋門賞のステップレースとして位置づけられているレースも芝の2,400メートルが主流。

中でも最重要なのは、同じロンシャン競馬場で行われるフォワ賞(G2)、ニエル賞(G2)、ヴェルメイユ賞(G1)。
特に1992年から2011年の前走成績を見てみると、ニエル賞の連対馬が目立つ。
直前に同じコースのレースを体験できるというだけでも大きなアドバンテージだが、この要因は負担斤量によるところが大きい。

凱旋門賞の負担斤量は以下の通り。

3歳牡馬:56キロ
3歳牝馬:54.5キロ
4歳以上の牡馬:59.5キロ
4歳以上の牝馬:58キロ

3歳馬と古馬の斤量差はなんと3.5キロ。
凱旋門賞が10月の頭とはいえ、この差は大きい。
ちなみに、10月末に行われる日本の天皇賞(秋)での3歳馬と古馬の斤量差は2キロである。

出走馬の前走成績から、凱旋門賞の勝敗を予想してみるというのも、一つの楽しみ方かもしれない。

隅から隅まで凱旋門賞を堪能

そんな魅力的な凱旋門賞を余すことなく堪能できるのが、ANAワンダーアースのツアー「フランス凱旋門賞観賞とセレブなパリ 8日間」だ。

このツアーでは由緒あるレースを正面スタンドに位置した特別なVIP席で、極上のフランス料理を堪能しながら観戦することができる。
今でこそ、華やかに着飾ってワインを片手にというエレガントなイメージは薄らいできているが、馬好きの方にはぜひとも日本とは趣の異なるフランス競馬を心行くまで楽しんでいただきたい。

もちろん、VIP席だけではない。
普段は入ることができない場所へ特別に入場することができるのだ。

ひとつはシャンティイ競馬場。
ここでは、普段公開されることのない、凱旋門賞を翌日に控えた競走馬の調教風景を専門家とともに特別に見学することができる。

もうひとつがパドック。
出走前の馬の状態を確認するパドックに特別に入場して、間近に見ることができるのは、馬好きにとっては贅沢極まりない。
特に、貴族文化として発展してきたフランス競馬は、フェスティバルのような華やいだ雰囲気に包まれる。
日本では味わえないパドックの空気を感じるのも、このツアーならではの楽しみといえそうだ。

パリで優雅な休日を

凱旋門賞の他にも、このツアーにはパリを堪能するプログラムが満載だ。

宿泊は1860年創業のオペラ地区の名門ホテル「スクリーブ」。
ヴァンドーム広場、オペラ座、マドレーヌ寺院のほぼ中間に位置し、優美なパリのモダンスタイルの外観が特徴的だ。

食事はもちろん星付きのレストラン。
今回のツアーでは、フランスらしい3つのレストランで、極上のフランス料理を堪能することができる。

20の客室と2軒のレストラン、1軒のバーを擁する、20世紀初頭に建てられたシャトー・レ・クレイエール。

シャンティイの森に位置し、ルレ・エ・シャトーにも加盟するオーベルジュ・デュ・ジュード・ポム。

シャンゼリゼのコンコルド広場に面した歴史あるローラン。

また、ヨーロッパのセレブの間では一般的になっている「パーソナルショッパーサービス」も楽しむことができる。
丸1日、日本語が話せるスタッフが運転するベンツの専用車で、好きなお店を回ることが可能だ。

  • フランス凱旋門賞観賞とセレブなパリ 8日間

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