なかなか他の地域の味噌を味わうことがなかったので、味噌の色や味の濃さ、味噌汁にしたときの味わいなど、それぞれの地域の気候などの背景も聞きながら食べ比べできて本当に楽しかったです!
味噌は、やはり味噌だけ食べて云々ではなく、組み合わせを使ってどういうサービス展開をご提供できるかという観点からMaaS(Miso as a Service)と名づけて旅行資源開発に取り組んでいます。
この味噌をご提供いただく田中徳兵衛商店が数百年前の味噌作りから始まって今はみその販売を中心にやっていますが、こちらと連携した川口市の事業で共同展開をしました。
味噌エクスペリエンスの舞台となる旧田中家住宅は、味噌醸造業で財を成した田中家四代目田中德兵衞が大正時代に建設した歴史的建造物であり、後に増築された和館とともに2018年には国の重要文化財に指定された建物です。
洋・和、様々な意匠を凝らしたこの建造物は煉瓦造り三階建ての建築物として非常に貴重な存在です。
茶室もあれば、日本庭園もある。洋館も和館もあるということで訪問そのものも価値がありますが、見学をしながら現在の当主から味噌づくりの話などを伺えます。
全国から厳選した、産地の異なる9種類の味噌の食べ比べができます。
味はもちろん、色も白から濃い茶色まで全然異なり、麦で作ったものや米で作ったもの、甘口から辛口と、様々な味噌を試食できます。
普段はなかなか食べない味噌も味わえて、さらに食べ比べによって味噌にも本当に違いがあるんだなということがわかります。
さらに、これをお湯に溶かして味噌スープとしても味わいます。
味噌そのものとはまた違った味わいを感じられます。
日本人にも外国人にも一押しのプログラムです。
お昼ご飯にはこれらの味噌を白米おにぎりにつけて食べることができます。
シンプルな味噌ライスボールは絶品です!
せっかくなのでその場のテイスティングだけではなく、お帰りになってからも楽しめるようにということで、自分で味噌玉を作ってトリュフボックスに入れてお持ち帰りいただく体験も。
乾燥具材も一緒に混ぜて、お持ち帰り後は冷蔵庫や冷凍庫に保管しておけばいつでもお湯に溶かして美味しいお味噌汁が食べられます。見た目も可愛いらしいので大変好評の体験です。
味噌玉トリュフボックスの裏側に、自分で気に入った言葉を書家に教えてもらいながら書道で書いてみる体験です。
NHK番組でも有名なブレケルオスカルさんによる、狭山茶のグリーンティーを振舞っていただき、本格的なお茶を味わう特別な体験も人数次第で可能に!